ソーシャルレンディング情報まとめ

ソーシャルレンディングの基本構造

ソーシャルレンディングは、基本的に、
  • ソーシャルレンディング事業者と、
  • 投資家、との間で、
匿名組合契約が締結されることによって、成立する。

匿名組合契約において、ソーシャルレンディン事業者は、「営業者」となり、
これに対し、投資家は、「匿名組合員」となるわけである。

ソーシャルレンディングのリスク

ソーシャルレンディング投資において、投資家は、いくつかのリスクに、厳重に注意する必要がある。

元本割れのリスク

上掲した、ソーシャルレンディン事業者と投資家との間の匿名組合契約において、ソーシャルレンディン事業者は、投資家に対し、元本保証を行わない。
このことにより、投資家は、ソーシャルレンディング投資を行うにあたり、元本割れのリスクを負うこととなる。

延滞発生リスク

ソーシャルレンディン事業者と投資家との間の匿名組合契約において、投資家からの申し出による、途中解約は、認められていない。
このため、投資家としては、出資したファンドが償還を迎えるまで、資金を返してもらうことが出来ない。

さらに、借り手企業からソーシャルレンディング事業者への元利金の返済が、遅延してしまった場合、
ソーシャルレンディング事業者から投資家への分配にも、遅延が生じることとなる。
この場合、投資家の元へと資金が戻る日は、さらに遠のくこととなる。

ソーシャルレンディング事業者の破綻リスク

匿名組合契約の場合、匿名組合員(投資家)の出資した資金は、営業者(ソーシャルレンディング事業者)の財産として取り扱われることとなる。
このため、万が一、ソーシャルレンディング事業者が破産手続きへと移行した場合、
破産手続きの内容によっては、投資家が出資している資金について、棄損が発生する恐れがある。

ソーシャルレンディングについて更なる情報収集を行う場合の参考サイト


  • 最終更新:2019-04-15 15:01:49

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